鹿児島大学 二次

今日は鹿児島大学の二次試験について書きますが、鹿児島の一次試験のことや宿泊、アクセスに関してそんなに書いてないので知りたいことがあれば、なんでも聞いてください。

 

一次試験ののち東京医科歯科の結果を待つとともに鹿児島大学の一次試験の結果が一ヶ月後に出ました。自分としては特に失敗してないので大丈夫かなとは思っていましたが、受験は他の受験者次第のところがあるので若干の不安はありました。

そんな中、一次試験の通過の連絡をいただき、二次試験の準備をすることになりました。鹿児島大学を選んだ段階で私自身が鹿児島と関係が家系的に深く、実際奄美大島にはよく行っているので鹿児島の離島で医師をしたいという意思を示すことができることはわかっていたのでそれを軸にあとは鹿児島県が抱える医療問題、つまり離島の数が長崎県に次いで2番目に多く、過疎地域を含めると医療圏はかなり広いが、医師が都会に集まりすぎているために離島、過疎地域の医療の提供が十分にできてないこと、またその問題をどのように解決していけばいいか一般的に言われていることを調べ、頭に入れておきました。

 

実際の面接は午前と午後に分かれ、私は午前でしたが、午後の方と入れ替わるまでは待機でした。面接官は4人だったと思います。東京医科歯科の先生方は視線が鋭く、きつい質問ではないものの、はっきり言って、上から見定められているような気持ちでした。

一方、鹿児島大学は終始友好的な感じでそうですか、そうですかとゆっくり聞いてくれているような感じでした。

どっちがいいとかそういう感じではないです。ただ違うだけです。

質問としては

・鹿児島県に来たことはありますか

・鹿児島県では医師の偏在が問題になっていますが、どのように解決していけばいいですか。

私 医師の偏在というのは地域間のことか診療科間のことかどちらですか?

先生 どちらでも構いません。

私 最近は仕事とプラベートを分けて、プライベートな時間を大切にしたいと考えている人が多くなっていますので田舎の地域では医師に休日の確保を保証して家族との時間をちきんと取れる生活を保証するという決まりを作ればいいと思う。診療科間に関しては将来、医師になってくれる子供を増やすために小学校で医師が講演会を開き、憧れるような医師像を見せたり、医師の数の少ない産婦人科や小児科の医療点数をあげるのが一つの解決策になると思います。

・どの診療科になりたいですか

私は整形外科になりたいです。

中学生の時にラグビーで膝の靭帯を断裂し、整形外科の先生に手術をしていただきました。全く立ち上がれない状態を経験し歩けることの喜びを今感じています。整形外科になり私と同じように普通を求める患者さんの気持ちを理解した治療をしたいです。

 

まあこんな感じです。当たり前のことしか聞かれませんでした。

準備として重要なのは過去の自分を思い出してすぐに語れるようにすること、現在の自分を分析すること、そして未来の自分を想像することです。

自分の中で納得のいく話ができて入ればあとは面接官とおしゃべりするだけです。

一言一句覚えることではありません。

なんでも質問ください!